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  増える侵入犯罪の脅威

あなたの自宅やオフィス、店舗の侵入犯罪対策は万全ですか?平成14年、刑法犯認知件数が戦後最悪の285万3,739件を記録しました。平成15年は279万136件と若干減少はしましたが、昭和期と比較すると、約2倍という深刻な状況にあります。その中でも、住宅等侵入犯罪の認知件数は年々増加の傾向にあります。
くらしの安全と安心を守る上でも、住宅等侵入犯罪などの現状を知ることが非常に大切です。

侵入犯罪の現状

平成10年以降増加していた侵入窃盗の認知件数は、平成15年は33万3,233件で、前年に比べ5,061件(1.5%)減少していますが、この件数の中で住宅を対象とする侵入窃盗は平成15年では、19万473件。前年と比較すると、1,137件(0.6%)増加という結果になります。

出典:警察庁
 
平成15年に認知した侵入窃盗の発生場所の比率を見てみると、住宅(一戸建・マンション)が 58%、会社・事務所が 15%となります。この比率は前年よりも、会社・事務所は減少しているのですが、住宅の比率は増加しています。
出典:警察庁

住居侵入

平成12年以降、住居侵入が増加の傾向にあります。住居侵入の平成15年の認知件数は4万348件で、前年に比べ6,476件増加しています。
住宅対象の侵入窃盗(侵入窃盗のうち、空き巣ねらい、忍込み、居空きの3つの手口について。)の認知件数は、19万473件(前年比1,137件(0.6%)増)でした。

ピッキング用具を使用した侵入窃盗の認知件数は、9,351件(前年比9,770件(51.1%)減)と、大幅に減少しました。
一方、ドリルを使用したサムターン回しによる侵入盗の認知件数は4,366件(前年比3,526件(419.8%)増)と、急激に増加しています。

出典:警察庁

主な侵入の手口

侵入者は、常に「最も簡単に侵入できる方法」を考え、手口を研究しています。侵入者の出方・手口がわかれば、対策も講じられるというものです。ここでは、最近よく耳にする代表的な侵入手口を見てみましょう。
     
 
ピックと呼ばれる金属製の特殊工具を鍵穴に入れ、ドアの錠を短時間で開けるという手口。ピッキング手口に対応した錠でなければ、1分もかからずに侵入されてしまいます。
ピッキング
  玄関ドアの外側からドリルで穴を開けるなどして、サムターン(内側のドアロック用つまみ)を強引に回して侵入する手口。壊したドアスコープや取り外したドアノブの穴、ドアと壁の隙間などに特殊工具を挿し入れてサムターンを回すこともあります。また、郵便受けから強引に手を入れて回すケースもあります。
サムターン回し

危ない鍵
あなたの家の鍵は大丈夫?

窃盗団の狙っている鍵は、ディスクシリンダーと呼ばれ全国に7000万個あり最も普及している錠前(下のイラスト参照)で、窃盗団はわずか数秒から数十秒で開けてしまいます。
鍵の形か、鍵穴の形でご自宅の鍵と比べてみてください。もし、このイラストと同じ形状ならばすぐにでも交換することをお勧めします。
最も普及している錠前

こうした中、(財)全国防犯協会連合会は優良住宅用開き扉錠等の型式認定(CP)錠制度に基づいて、より防犯性の高いカギとしてCP−C認定しています。 現在危険とされているシリンダーをCP-C認定シリンダーに交換することを勧めています。 アルファでは「FBロック」がこのCP−C制度に認定されています。
高防盗の取替シリンダーは街の鍵屋さん、DIYホームセンターや東急ハンズなどでお求めになれます。 また、集合住宅の場合、玄関は共用部分にあたる場合があるので、管理組合などと相談の上、交換することをおすすめします。
 
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