CSRについて
コンプライアンス・リスク管理・内部統制
コンプライアンス
コンプライアンス体制
公正かつ適切な経営を実現し、社会的責任を果たしていくためには、コンプライアンスの確保、即ち法令遵守が必要不可欠です。アルファでは法令遵守の徹底をはかるため、法令遵守体制の評価・整備・改善を推進する組織として、コンプライアンス委員会を設置しています。
また、当社は、当社グループの社員に対するコンプライアンスの相談窓口として、アルファヘルプラインを設置し、問題の早期発見や是正に努めるとともに、相談者の保護にも努めています。
コンプライアンス教育
コンプライアンス徹底のために、グループ会社も含めた包括的な教育を行っています。グループ全社員を対象に契約の基礎知識、著作権といった身近な話題を取り上げるとともに、基本事項や社会動向に応じた適切な内容を検討し、毎年継続的にeラーニングや講習会などの教育を実施しています。
反社会的勢力に対する取り組み
アルファが企業活動を行う上で、遵守すべき行動規範を定めた「アルファグループ行動ガイドライン」において「2.誠実で公正な活動 2.5 反社会的勢力の排除・輸出入管理 市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力とは一切の関係をもたず、毅然とした態度での対応を徹底します。また、輸出入管理その他特定の国・団体との取引に関して適用される各国法規を遵守します。」と明記し、警察等とも連携して組織的に対応してまいります。
また、アルファは神奈川県企業防衛対策協議会に加盟し、反社会的勢力排除のために必要な情報の交換、収集を実施しております。
リスクマネジメント
- 当社グループは、さまざまなリスクについて、未然防止および発生時の最小化に向けた活動を推進し、経営の安定化と企業活動の持続的発展を図っていきます。
- 当社グループの各組織は、それぞれ自立したリスクマネジメント体制を構築し、自らの責任において、リスクマネジメントを推進しています。
- 危機発生時もしくは危機発生の兆候が見られる場合には、人命の安全を最優先とした迅速かつ適切な対応を行ない、ステークホルダーの被害を最小限にとどめるよう努めます。
事業継続計画（BCP）
当社では、リスク発生時にも事業をできる限り中断せず、減災してお客様に高品質な商品・サービスを安定的に供給するために、事業継続計画（BCP）を策定し、事業に与える影響を最小限に止められるよう対策の整備を進めております。
なお、リスク発生時には、対策本部を招集し、対策本部長の指揮のもとに所管部門および関係部門が一体となって迅速な対応を行う体制をとっています。
情報セキュリティ
当社は、社会的責任を担う企業として情報漏えいリスクに対し抜本的かつ有効的な対策を講じ、保有する情報資産を安全に管理・利用しなければならないと考えております。そこで、情報セキュリティを適正に維持すべく、「情報セキュリティ方針」を策定し、グループ全体の情報管理を進めるとともに、グローバルレベルでの情報セキュリティ強化に努めております。
新型インフルエンザ対策
2009年に新型インフルエンザが流行（パンデミック）して以降、発生時の対応プロセスを示した「インフルエンザ対応マニュアル」を策定し、国内において全従業員への周知を図るとともに、発生時の報告体制を明確化し、拡大防止策を強化することで業務執行に影響が出ないように対策を講じています。
海外勤務者及び出張者への安全管理
近年、グローバル化が進む中、自然災害やテロといったリスクも多様化してきている現状を踏まえ、従業員の海外駐在及び海外渡航の対応基準を制度として定め、リスクの低減及びその未然防止を継続的に図っております。
また、2015年に日本から海外への出張者を一元的に把握できるシステムを立ち上げました。このシステムを活用して、海外出張者の速やかな安否確認、有事の際のスピーディな対応につなげています。
内部統制
健全かつ効率的に組織を運営するために内部統制を整備・運用
アルファでは、健全かつ効率的に組織を運営するために、「内部統制システムの整備に関する基本方針」を制定しています。この基本方針を基に、財務報告の信頼性、法令遵守、業務効率、資産保全という4つの目的すべてを満たすための内部統制システムをアルファグループ全体を対象として整備し、運用しています。
健全性と効率性を確保する2種類の内部監査を実施
健全かつ効率的な組織運営を図るために、アルファでは通常監査と特別監査を実施しています。
通常監査は、財務報告の信頼性、法令遵守、業務効率、資産保全という四つの目的すべてを満たす内部統制が機能していることを保証するための「内部統制監査」です。もう一つは、特定の経営課題に対し必要に応じて行う特別監査です。いずれも監査の結果、改善提言事項があった場合は、改善完了まで行います。